中国株ニュース

01月11日の中国本土市場

上海市場では、A株指数が2.03%安の2,912.01ポイント、B株指数は7.19%高の152.68ポイント、A株とB株全体の動きを反映する上海総合指数は1.96%安の2,770.11ポイントとなった。深セン市場では、A株指数が0.07%高の633.05ポイント、B株指数は3.91%高の479.74ポイントだった。

 上海総合指数は4営業日ぶりの反落となった。寄り付きは低く始まったものの、前引けにかけて次第に上昇し、プラス圏を回復。一時は前日終値を約15ポイント上回った。しかし、後場はじりじり下落する軟調な推移となりマイナス圏で大引け。時価総額の大きい中国石油化工(600028)が5.99%安と大幅続落となり、指数の足を大きく引っ張った。今週火曜日、A株上場後2日続伸していた中国人寿保険(601628)も2.97%安と反落。

 海関(税関)総署の最新統計によると、中国の2006年貿易黒字は1,774億7,000万米ドルに上り過去最高となった。また、中国人民銀行(中央銀行)副総裁は過剰流動性の解消と米中金利差の維持を目的とした金融引き締めについてコメント。金融引締めについてのコメントが立て続けに出されたため、市場は敏感に反応。連日の大幅な上昇で、利益確定売りの圧力も強く、A株指数は大幅下落となった模様だ。

 前日の相場を牽引していた鉄鋼株も宝山鋼鉄(600019)が2.29%安、鞍鋼(000898)が1.08%安、馬鞍山鋼鉄(600808)が4.61%安と総じて軟調。中国長江電力(600900)は3.78%安。銀行株も全面安。中国銀行(601988)、中国工商銀行(601398)、招商銀行(600036)はそれぞれ3%以上下げている。民生銀行(600016)は4.03%安。

 一方、商品先物市場で原油価格が3日続落したことを追い風に、中国国際航空(601111)、海南航空(600221)などは大きく買われた。人民元高も支援材料になった模様。基本的に1米ドルは7.8香港ドルにペッグされているが、人民元基準値が1米ドル=7.7977元と本日初めて1米ドル=7.8元を突破。人民元が香港ドルの通貨価値を上回った。

 B株は、「春節以降、B株改革が正式に行われる」という現地マスコミによる報道が引き金となり上海市場、深セン市場とも急騰銘柄が続出。上海B株は前場、全銘柄ストップ高をつけた。ただし、中国証券監督管理委員会(CSRC)の新聞処処長はこの報道を否定している。

 深センB株も、同様だが上海B株より上昇率が少ない。後場から売られた万科企業(200002)は0.67%安と小幅安で大引け。そのほか優良銘柄の張裕葡萄酒(200869)、中国国際コンテナ(200039)もそれぞれ1.64%高、2.46%高と上昇率が抑えられた。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。